2016年1月5日
浄土というのは往き易いと言われながら、一方ではその道を歩むものは少ないとも言われる。本当に私たちにとって誰でも歩める道なのか、私は救われるのか救われないのか。「私みたいなものはだめだ」と嘆いている、そういう私が救われなければ阿弥陀さんの仕事は要らないと著者は言う。
なぜ浄土真宗は「ただ念仏しなさい」の一点をもって本願とするのか。在野の教学者である著者の展開する浄土真宗の救済論。
著者略歴
藤場俊基(ふじば としき)
1954年石川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、5年間三和銀行勤務。大谷専修学院修了、大谷大学大学院博士課程(真宗学専攻)満期退学。著書多数。
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