響流書房とは

今から20年前に起きたオウム真理教事件。その元信者が、どうして既存仏教に救いを求めなかったのかと聞かれて「お寺は社会の風景の一つでしかなかった」と答えたことは衝撃的でした。

寺に行けば仏教の教えが聞け、わかりやすく素晴らしい仏教書が手に入る。仏教教団というこの世界の中からみると当たり前のことかもしれませんが、外から見れば決して当たり前のことではありません。

響流書房。この小さな出版社が目指すものは、仏教の教え、とりわけ浄土真宗の教えを、わかりやすく、安価で、手軽に、一人でも多くの人にお届けし、そして後世に残すことです。

そのために響流書房は電子出版という出版形態を選びました。紙に比べて格段に費用が軽減でき、在庫がないので無理をして売る必要がなく、絶版になる心配がありません。そして電子出版は若い人の持つ小さなスマホでいつでも読むことが出来ますし、文字が大きくできるのでお年寄りにも優しいのです。

まだ始めたばかりですが、これから身の丈にあったスピードで、地道に本を出してゆく予定です。是非ここで本を出したいという方もご相談ください。正直に言うとあまりお金にはなりませんけど、多くの人に届けて将来に残すことは出来ます。

皆さんのスマホやタブレットに、仏教の教えが響き流れ、人生のかけがえのない拠り所となることを願って。

2014年9月28日

響流書房(こうるしょぼう)

事業所 : 〒527-0056 滋賀県東近江市御園町441 玄照寺内
連絡先 : Email info(アットマーク)kourushobo.com(お電話でのお問い合わせには応じておりません)
代表者 : 瓜生 崇
スタッフ 小合あゆみ 西域哲英 寺澤真琴

nekomark (2)

響流書房の猫のマークについて

弘法大師の時代には、お経を護るために猫を中国から連れてきたと言われています。響流書房のシンボルである猫は、電子書籍で仏教を伝え護ろうとして頑張っている猫なのです。