真実の人──妙好人 松塚豊茂

2020年6月12日

「人間とは何であるか」ということは、「どう生きたらよいのか」、「この世へ何を為に来たのか、この世の仕事は何であるか」それを教えたのが妙好人であるという。著者は信者吉兵衛、石見の善太郎、因幡の源左など、他力本願に生きた人たちを取り上げ、真宗の宗教的救済について語る。信仰に悩むすべての人へ。

著者略歴

松塚 豊茂(まつづか とよしげ)
1930年奈良県に生まれる、京都大学文学部哲学科(宗教学)卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良県立短期大学講師、島根大学助教授を経て、1976年より島根大学教授。現在、島根大学名誉教授(哲学・宗教学担当)
著書『浄土教思想の哲学的考察』(永田文昌堂)『倫理学講義』(北樹出版)『石見の善太郎』(永田文昌堂)『絶望の論理』(近代文芸社)ほか

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